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XV3形式で保存したデータの再現性
調べて見ると、XVLは必要な付加情報を保持したままデータの軽量化ができ、
データの手を加えることも簡単な操作で可能であるとの事です。
ではその実力はと言うことでXVL Player Ver. 10.3bで動作確認したところ、
一部仕上げ材が抜けているところもありますが、
テクスチャーの再現性は高いと思いますので手軽に確認するのは良いと思います。
左側のイメージはデモデータから作成させて頂いた物です。
- 上記はGLOOBE2011の時に検証したものですが、ここではGLOOBE2012にサンプルデータ「L2_Sample.GLM」を読み込みXV3形式で保存したデータをXVL Player 11.0c で動作確認してみます。
- XV3形式で保存出力したデータを読み込んだ
ところです。
データも軽く又その再現性も良く非常によい。まるで3DPDFをグリグリ回しているようで
気持ち良く動きます。
- GoogleSketchUpで断面を見ているようで好きな位置に簡単に移動出来る。
又、各位置の寸法を計測することも出来ます。
次に示す、IFCビューアに比べてデータの再現性も良く、非常によい。
このXVL Playerを利用したビューアは皆様にお勧め出来ます。
- XV3形式で保存出力したデータを読み込んだ
IFCビューアについて
- 下記Wikipediaでは、主要ソフトがサポートしているIFC 仕様が確認出来ます。
(下記アドレスの頭に http:// を付けて下さい)
en.wikipedia.org/wiki/Industry_Foundation_Classes#Software_vendors_supporting_IFC
- 下記サイトでIFCビューアを紹介しいますので、ご興味のある方はどうぞ!。
www.ifcwiki.org/index.php/Free_Software
- ここでは、上記サイトで紹介されています3種類のソフトを使っての
再現性をチェックしてみます。
検証データ- GLOOBE 体験版データのサンプル「L2_Step9.GLM」からのデータ出力
→ GLO_IFCと呼びます。
- その他 去年、IFCについて調べている時、某サイトから入手したのですが、
記録していなかった為、入手したサイトのご紹介が出来ません。
只、ここでは他に比較するデータがないので、IFC Viewerの読み込み性能を
確認するサンプルとして限定で使用させて頂きました。
入手した出力サンプルのCadに関する控えの記録はありましたので、
ここでは次のようにします。
ArchiCad10 R1のIFC出力サンプル → Ar10R1_IFC
ArchiCad11 R1のIFC出力サンプル → Ar11R1_IFC
- 検証はGLOOBE2012のサンプル「L2_Sample.GLM」をIFC形式で保存した物を使用します。
- サンプル「L2_Sample.GLM」をIFC形式で保存。
尚、保存時に「共通プロパティセットを出力する」と「Color3D(単色)を出力する」のチェックを入れた。
- サンプル「L2_Sample.GLM」をIFC形式で保存。
- GLOOBE 体験版データのサンプル「L2_Step9.GLM」からのデータ出力
- 1.Constructivity Model Viewer(Beta 0.8.0)を使って再現性の確認
尚、動作には、Microsoft XNA Framework Redistributable 3.1が必要です。
- 共通プロパティセットを出力するにチェックして出力した「GLO_IFC」
→エラーが出て落ちる
- 何も選択しないで出力した「GLO_IFC」
→エラーが出て落ちる
- ベータ版なので不安定なのかと思いましたが、上記入手したArchiCadで
出力したサンプルIFCデータを読み込んだところが次の例です。
Ar10R1_IFCでの出力サンプル:
Ar11R1_IFCでの出力サンプル:
元のデータがどのような物かは不明なためテクスチャの再現性は不明ですが、
落ちずに見る事が出来ました。
- GLOOBE2012のサンプル「L2_Sample.GLM」を
用いたが、GLOOBE2011の時と同じくエラーとなり
再生できず。
- 共通プロパティセットを出力するにチェックして出力した「GLO_IFC」
- 2.DDS-CAD Viewer(Ver7.3 build 10/2-2011)を使って再現性の確認
- 「GLO_IFC」及び「Ar10R1_IFC」、「Ar11R1_IFC」のサンプルIFCとも
次のような形でテクスチャーは読むことが出来ないようです。
(WinXP Proでの私の環境での確認)
- GLOOBE2012から出力したデータも
GLOOBE2011の時と同じくテクスチャ-を
読み込めない。
- GLOOBE2012から出力したデータも
GLOOBE2011の時と同じくテクスチャ-を
読み込めない(実際はフェンスの一部が
再現されていますので必ずしもそうではない)が、
このような表現は可能です。
- 「GLO_IFC」及び「Ar10R1_IFC」、「Ar11R1_IFC」のサンプルIFCとも
- 3.IFC2SKP(SketchUpのインポートプラグイン)での再現性の確認
- 出力したIFCデータ「GLO_IFC」をSketchUp Pro6で読み込んだ状態です。
因みに、SketchUp Pro6での読み込みに、私のWinXP環境で約6時間かかりました。
実用で使うには、考える必要がありますね?
カーテンウォ-ルは消え、テクスチャ-も全て消えておりますが、
各パーツはレイヤで分かれています。
- 「Ar10R1_IFC」と「Ar11R1_IFC」を読み込んだ場合
Ar10R1_IFCでの出力サンプル:
Ar11R1_IFCでの出力サンプル:
この例で見ますと、ArchiCadから出力したIFCデータは、
3種類のビューアで一応見ることが出来ましたが、
GLOOBEは2種類のビューワで見ることは出来る物の、
Constructivity Model Viewer(Beta 0.8.0)ではエラーで
表示すら出来ない状態です。
GLOOBEのIFCの仕様は明確でないため、何とも言えないが、
現状ではGLOOBEからの出力IFCデータは、
ArchiCadのそれに劣っているようにも思えます。
- 出力したIFCデータ「GLO_IFC」をSketchUp Pro6で読み込んだ状態です。
3DPDFについて
- 現在「Acrobat 9 Pro」を使用しているので Extended の購入を考えたのですが、
時既に遅しで在庫有りの表示があるサイトで注文したが無いとの返事しかも2箇所とも同じ。
色々調べた結果、Adobeが3DPDF部分をサードパーティ製に移行したようなので、
アップグレードは考えず、他の製品を試してみることにしました。
結果、安価で手軽さから「3D PDF exporter from Sketchup」の購入となりました。
尚、同サイトの「SimLab Composer」ではSKPデータが読み込むことが出来なかったです。
ダウンロードはこちらからどうぞ!!
サイズは約8.2MBあります。
GLOOBEのサンプルデータをSKPデータに変換してSketchUpから3DPDFを作成した物です。
但し、サンプルは「Acrobat 9 Pro」にてものさしツールをAcrobatReaderでも使用できるように
再変換しています。
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